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タバコに含まれているタールは発がんがある

2020年01月20日
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愛煙家の方はタバコのリスクなど十分ご承知のことなのでしょうが、タバコの煙に含まれるタールは発がん性物質です。
タールといえばアスファルトを舗装するときに見られる黒いべっとりとした物質が思い浮かびますが、タールとは有機物を燃やしたときにでる燃え残りの油脂の総称で、単一物質ではなくタバコの煙に含まれる微粒子の総称です。
タバコには、タバコの葉だけでなく燐酸アンモニウムや硫化アンモニウムなど様々な添加物が含まれており、ここからもタールが発生するので、人体にとっては極めて有害な発がん性物質なのです。

タバコ一本に含まれるタールは微量なものですが、多く本数を吸う事で体内に蓄積されていきます。
タバコを一日に20本吸う方は一年間でコップ一杯分(180ml)のタールを体内に取り入れていることが分かっています。

長年喫煙をされた方と非喫煙者の方の肺を比べた写真をご覧になったこともあるかもしれませんが、愛煙家の方の肺はどす黒く汚れているのがわかります。
長年の喫煙によってタールが肺胞に付着することでこのような状態になるのですが、タールは大変粘着性の高い物質なので、肺に限らず体のあらゆる器官に付着して疾病や不調を引き起こす原因になります。
発がん性物質なので、喉頭がん、咽頭がん、肺がん、舌がんを引き起こす原因になることは医学的にも明らかにされた周知の事実なのです。

体のあらゆる器官に付着したタールはその高い粘着性のために除去するには長い期間を要することになります。
タールによって汚れた肺が、元の健康な状態に戻るまでには10年かかるといわれています。
また、最終的に非喫煙者の健康な肺に戻ることはないと言われています。

喫煙はそのようなリスクをはらんでいます。
健康のためには禁煙することが最も望ましいことですが、愛煙家の方にとってはつらいところかもしれません。
そのためにはなるべく日常の喫煙の中でタールの摂取を減らす方法をとることが望ましいのです。

タールの摂取を抑える方法について

タールの含有量によって「重いタバコ」「軽いタバコ」があります。
箱に1とか10などの表記がありますが、これはフィルターによってタールの量がコントロールされているのです。
しかしタバコの害はタールに限ったことではないので、含有量の少ないタバコであってもたくさんの本数を吸うと体によくないのはいうまでもありません。

タバコのフィルターは主にタールを除去するのが目的です。
喫煙のあとフィルターが茶色く変色しているので分かりやすいですが、中には活性炭を含んだものもあり、タールを効率よく除去してくれるものもあります。
しかし、今はメントールなどの清涼感を付加するなど、タバコの嗜好の面でフィルターが活用されることが多くなり、健康面に留意した製品はそれほど多くありません。
人によってはフィルターを噛む癖のある方もいるようですが、フィルターは噛まないことが望ましいのはいうまでもありません。
煙の通り道がせまくなりその分深く吸い込みすぎるようになってしまいます。
なので、フィルターは噛まないことが鉄則です。

やはりタールの摂取を抑えるには、市販のヤニ取りフィルターを使用するのがオススメです。
これらのフィルターには酵素やビタミンCなどが配合されているものもあるので、タバコの有害物質を軽減することには役に立ちます。
また除去したタールが見えるようになっているものもあり、「やめた方がいいなぁ」と禁煙を考えさせてくれるという効果もあります。

しかしフィルターでタールを除去すると軽くなりすぎて深く吸い込みすぎたり、本数が増えてしまいがちです。
逆に「重いタバコ」のときは軽く吸うという傾向も見られるので、体に取り入れる有害物質は少なくなる傾向もみられるのです。
ですからやはり、できるだけ吸う本数を減らすというのが一番確実な方法です。
今は良くても将来の自分の健康へのリスクはしっかりと見ておかなければなりません。